カオレオートキャンプ場の初日夜の出来事③

あまちゃん

2014年09月17日 23:01


我が家の次男は打たれ強い性格です。



公園で遊んでいる見知らぬ子供たちがいると、必ず声をかけに行きます。



「何やってるの?」「おい!」「面白いねー!」



など掛け声はさまざまなバリエーションをもっているようです。



でも、始めは何をいっても無視されてしまうのですが、



気づくと友達になっていることがほとんどです。




キャンプ場ではなかなか友達を作る状況になかったせいか、


ほとんど家族で過ごしていました。




カオレは芝のフリーサイトを取り囲むように土サイトがあります。





これはフリーサイトから見た我が家のサイト。






我が家のサイトからみたフリーサイト。



このフリーサイトは土サイトが埋まってから、予約をとっているとのことでしたが、



理由を聞くのを忘れてしまったけど、



なんとなくキャンプを知っているおっちゃんの考えがわかるような気がします。




初日のお風呂から帰ってくると、


日が暮れていて各サイトでは夕飯が始まっています。


我が家もご飯はできていたから、すぐに食べ始めましたよ。


食べていると、各サイトではもうご飯を食べ終わった子供たちが続々と真ん中のフリーサイトに集まってきて、


虫取り、追いかけっこ、戦いごっこなどをする声が聞こえてきます。


次男はずっと一緒に遊びたそうに眺めています。


でも、我が家のルールで「遊びはご飯をたべてから」。


と、いうことになっているので、すぐに行かせるわけにはいきません。


無理やり口に詰め込んでから、


次男「じゃ!いってくるよ」と、フリーサイトにダッシュしていきます



4歳の次男ですが、頼もしい背中に感じられました。



何度かトライしたものの撃沈し、サイトへもどってきて、



次男「一緒に遊んでもらえなかった!」



パパ「一緒に遊びたいときは、い・れ・て!っていってごらん」


次男「わかった!いってくる」と再度ダッシュ。


遠くで、


次男の「い・れ・て」の声が。


子供たち「この子がいれてだって!どうする?いれる?〇〇お兄ちゃんど、どないする?」


〇〇お兄ちゃん「いいよ」


と、子供たちのボスのお許しを得て、めでたく加入!


次男は私たちに向かって、握りこぶしに親指をたてて、僕やったよ!!と合図をおくってきます



あとは消灯時間まで帰ってくることはありませんでした。


そんな様子を見ていた4年生の長女。


みんなの輪に入りたいんだけど、


自分から声をかけるのは恥ずかしいお年頃。



それに気づいてくれた子供たちの親がわざわざ長女に声をかけにきてくれました


なんて気の利くお父様なんでしょう!!!



私も見習わなくてはいけませんね。



長女も最初は、気乗りしません!ふうな演技をしていたけど、


小学6年、3年のお兄ちゃんたちと意気投合し、最後の日までずっと彼らと遊びつづけていました。


女って扱いにつかれる生き物ですね。


パパごめんね。





何を言いたかったかというと、


遊具はないけど、その代わりに、


このフリーサイトは利用客の子供たちだけでなく、


親たちも歩み寄り、出会う機会を与えてくれるためにあるのではないかと。


それがキャンプの醍醐味なんだと。




おっちゃんはここカオレのほかに、もう一つ近隣の老谷ささやきキャンプ場を経営されているようで、


行ったり来たりして管理されています。


それ以外の時間はフリーサイトで楽しそうに遊ぶ子供たちをのんびり眺めているように見えましたよ



おっちゃんにキャンプ場経営についてパパが質問をしたら、


「赤字にならないようにするには、人を雇わないこと!」。


と教えていただきました。


なるほどです。


おっちゃん、いつまでも長生きしてくださいね。


おっちゃんあってのカオレです。



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